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4ヶ月待ってYAMAHA FGDP-50 フィンガードラムパッドを入手した第一印象

YAMAHAがまさかのフィンガードラム用の専用パッドを2023年9月6日に発表、9月15日に発売したのが、FGDP-50。

2022年からAKAIの4x4のパッドを買って見よう見まねでフィンガードラミングを始めていた僕もYAMAHAの発表に色めきたちました。すごい! でも、そこは冷静になろうと。落ち着いていこうとステイしたんですが、製品発売後にやっぱり我慢できなくなって注文してしまってました。もちろん在庫なかったので、納期未定の予約注文となりました。

この商品の予約注文から、ほぼ4ヶ月。定期的に「在庫が確保の見込みがたちません」という旨のメッセージをショップからいただいていたのですが、「ええんやで」と待ち続けた結果、やっと購入することができました。

結構、唐突に送られてきました。ショップさん、ありがとう。

叩いてみた感じ、良好です。早速、スネア周辺のボディに傷がついてますね(写真参照)。ブラックのマット塗装なので爪先などで傷はつきやすいのかも、別に気にしないですけど。

なんといっても楽器単体でドラム音源内蔵していて、かつスピーカーつきでそのまま膝の上で叩けちゃうのがいいです。AKAIでこれを実現しようとすると15万円コースのMPC Live 2 になるんでしょうか……? 音源を転送しなくていいぶん、FGDP-50のほうが圧倒的に楽そうな気もします。

テンポを指定してクリックを出せるので、練習が捗りそうです。

内蔵音源は思ってたよりたくさん入ってますね。

パッド配置について。自分はたまたま、FGDP-50のデフォルト配置と自分の普段の指の配置がほぼ同じ(「Quest for Groove」や スペカンさんの配置と同じ)なので、何の違和感もなく叩き始められましたが、色々な流派のあるフィンガードラムですので、配置が違う人はカスタマイズからスタートが必須そうです。

 

このFGDP-50、もちろんMacつないでAddictive Drums 2 から出したほうがいい音が出るけど、とにかく叩いて音が出せる気軽さはいいですね。

とはいえ4万円する機材なので……

フィンガードラムを始めてみたいという人は、AKAI MPD218 あたりを1万円で買って、PCなりMacなりiPhoneなりiPadなりに繋いで、スペカンさんの教科書を買って、とりあえず始めてみるのがよかろうかとも思います(自分はそうでした)。

……さて、YAMAHA FGDP-50は、ちょっとパッドのカスタマイズなどしてユーザーキットを作ってみたいと思ってます。が、とりあえずのブツが届いて2時間でのファーストインプレッションでした。