キリノート

get the best of both worlds

ブルックスの皮サドル、しかもスプリングつきがよい

スポーツ自転車の沼といえば「サドル沼」と言われるほど、初めてロードバイクのようなスポーツ自転車に乗り始めて悩む人が多いのは、お尻の痛みです。スポーツ自転車のサドルは薄くて固いことが多いし、かといってクッション性が高いものにしたとて、お買い物自転車のような乗り心地になることはないので、自分のお尻に合うサドルを求めてジプシーする人も多いです。

自分も、ロードバイクに乗り始めた時はやっぱりお尻が痛かったです。

この点は、お尻にほぼ全ての体重を乗っけて走るシティサイクル(いわゆるママチャリ)と、ハンドル(手)とペダル(足)とサドル(尻)の3点で支えるスポーツ自転車では乗り方が違うことを知ること。さらに、お尻の痛みも種類があって、大きく分けると圧迫によるものと摩擦によるものがあること。など、経験での学びがたくさんありました。

結果、自分はスペシャライズドのトゥーぺというシリーズのサドルに落ち着きました。付属品からトゥーぺにして一発で落ち着いたので、沼には落ちてないです。

しかし、落ち着いたと言ってもそもそもロードバイク用のサドルが健康にいいかというと、やはりスピードを求めて色々なことを犠牲にして無理しているから、それはそれで不健康だと思うわけです。

ですので、ロードバイクのレーサー仕様から徐々に撤退する中で、サドルもリラックス仕様に変えてしまいました。

現在はブルックスの皮サドル、しかもスプリングがついた「まるでママチャリ」みたいなサドルに変えてしまいました。これに100均のサドルカバーをつけておくと「ママチャリ」にしか見えませんね……。

上の写真は通勤用のシティサイクルにつけているもので、ロードバイクブロンプトンにも同じタイプのブルックスのサドルですが、真ん中に切れ込みが入って圧力を逃す「インペリアル」と呼ばれるモデルにしてあります。

ただ、高いですね! 何にせよコロナ禍を経て値段がぐんぐん上がってるので、自分が買った時の2倍ぐらいの値段になってる気がしますが……今後も値下がりする要素がなさそうだと判断すれば、必要な時に買うのが吉でしょうか。

価格以外にもデメリットはいくつかあります。

皮サドルだと定期的にオイルを塗りこんでメンテナンスしてあげる必要があります。最初はめんどくさそうだなと思いましたが、意外と自分はそういうメンテナンスが好きな人らしく、これは大丈夫でした😆

むしろ気になるのは、バネの部分が走行中にキィキィ鳴ることでしょうか。これは体重がかかってバネが伸縮している証拠なので仕方がないのですが、ほぼ無音でコーーーと走るロードバイクの場合だと、ちょっと気になりますね。異音がするとめっちゃ気になるですか。でも、まあ、デメリットかと思うのは、それぐらいです。