キリノート

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MINIの思い出の香りは排気ガスの臭いだったのかもしれない

自分で初めて買った車がMINIでした。2シーターのクーペです。意外にもロードバイクを積載できる程度の荷室容量はありました。このMINIクーペは、そもそも不人気車種だったようで安く中古で買えたのですが、手放した時には買った値段より高く売れました。今では流通する台数も減り、中古でも手に入りにくいレア車種になってしまったみたい。乗っている人は大事にしてあげてください🥺

さて、そんなMINIのことを今でも思い出すことが多いのですが、ずっと気になっていたのが車内の香りです。

MINIに乗っているとき、車内の乗り込むとふわっと香ってくるなんとも形容できない香りがあって、気に入っていました。MINIのディーラーでも尋ねて「なんか、芳香剤ついてたり、洗浄したりしましたか?」と、担当者の人に嗅いでもらったりしたんですが「え、何???」という反応でしたね。カー用品店で似たような芳香剤があるのかなと探し回った時期もありました。

ところが先日、偶然、今乗っているトヨタ車(ハイブリッド)のエンジンを屋内駐車場でアイドリングさせていたら、「あれ、この臭いは、もしかして……😆」

ちょうど10月末で涼しくなってきて、ACをオフにしていて、外気導入モードにしていて、たまたまちょっと閉鎖された空間でアイドリングさせて、ハイブリッドのバッテリーも少なくなっていてイグニションONと同時にエンジンがかかった……と、いろいろな諸条件が揃ってですが、その排気ガスの臭いは、 MINIの車内にほのかに香っていたものと、よく似ていたんですよね……。

もしかしてMINIの車内の香りは、排気ガスの臭いだったのかな……。「香り」と「臭い」は同じものですが、なんだかだいぶ落差があります。

自分はサーキットに行っても、オイルや排気ガスの臭いにノスタルジーを感じる世代ではありますが、ICE(内燃機関)が過去のものになりつつある時代、こういったさりげない香り(臭い)も記憶から失われていくのでしょうか……。