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フィリップス シェーバー5000シリーズの充電池を交換した

Philipsのシェーバー(髭剃り)、シリーズ5000のS5050(2017年製)の充電池を交換しました。青と黒のボディのやつですね。

私は2017年11月に購入していて、2022年9月に刃を交換してますね。刃の交換ランプがついたのを覚えてます。まあ、まだ使えるだろうと思ってその時に刃を変えたんですが。

しかし、その後しばらくPanasonicのシェーバーを使っていたので、放置してしまったのがいけなかったのか、再び使ってみようと思ったら充電池がほぼ死んでいて、1回ひげが剃れるかどうかぐらいしか電池が持たなくなってしまいました。

せっかく刃を新品にしたのに勿体無いなあ、同じ5000シリーズの現行品に買い替えても、替え刃はそのまま使えそうだったので、それでも良かったんですが。もうPanasonicのシェーバーもあるし、壊れてもいいかと、フィリップスの充電池交換をDIYで試してみることにしました。

交換用の充電池はアリエクで買いました。1500円ぐらいです。

「かみそり交換用バッテリー,フィリップス対応」https://ja.aliexpress.com/item/32980201259.html

S5050に入っている充電池は750mah表記でしたが、このアリエクの品は1800mah表記なので、だいぶ容量が大きいみたいですね。

S5050の解体で一番参考になったのは、この動画です。途中、色々大変なところはありますが、どうしてもわからなかったところを助けてくれたのがこの動画です。

日本語のブログでも解体・電池交換の記事はあるんですが、それらを見ても、どうしても裏蓋を外す方法がわからなかったです。この動画では、裏蓋を外すのに横にスライドしなければいけないこと(動画で1:00あたり)がしっかり指摘されていて、本当に助かりました。

ハンダゴテは新しく電池式のものを買ってあったんですが、既存のハンダを溶かして内蔵されている充電池を外す際に、なんかもっとパワーいるのかな・・・と思って、実家のガレージから昭和初期の製品か?というごっついコテを借りてきて使いました。まあ、たぶん電池式のものでも大丈夫だったんじゃないかなとは思いますが、ハンダの盛りもよくて、とにかく手間がかかりました。

いやー、よく外せたな。

いざハンダを外すと、白いプラスティックのケースに、充電池は収められてるんですが、これを外すのも大変でした。相当こじって、二つ溶接されている電池を分離してやっと外せました。新しいものをつけるときは・・・特に記憶がないので、すんなりついたんじゃないでしょうか。

あとは組み立てていくだけなので簡単ですが、防水性能を担保しているのが、前面の透明プラスティックのカバーらしく、そこを開けるときにこじって少し爪を損傷していたので、果たして防水性能は元通りになったのかどうかは疑問です。

シェーバーは、無事、復活しました。

ついでにAmazonで、フィリップス製品の充電端子にあわせたUSB受電ケーブルがたくさん売られてますので、1本買って、使ってます。最新のフィリップス製品はUSB充電ケーブルが付いてくるようになりましたが、相変わらず端子側は独自なので、保証はありませんが旧製品でも勝手に出ているUSB充電ケーブルを使えば同じかなと。

まとめます。

おおむねネットにある情報で、シリーズ5000の充電池の交換は可能でした。

私が詰まったステップは3つあって、まず、本体の裏蓋の外しかた(スライドさせる)。そして、内蔵充電池の外しかた(はんだ吸い取りも大変でしたが、どちらかといえばケースから電池を出す方が大変だったかもしれない)。そして、防水部分のパーツの外しかたと戻しかたです、そこは丁寧に外した方が良いと思いました。

実は電池交換したのは8月で、今はもう10月ですので、2ヶ月は無事に動いています。これでまたこのシェーバーも5年ほど使えるんじゃないかと期待してます。